変形性膝関節症 予防と痛みを抑えるには

query_builder 2022/10/18
膝痛リハビリ
画像1

とある木津の整骨院院長の井上です!

 

今回は「ひざ」についてお話させて頂こうと思います。

 

年齢を重ねていくにつれ膝の痛みが気になる

歩く時・階段の上り降りが痛い

膝が腫れているように見える

正座ができなくなる など

膝の症例としては最も多い「変形性膝関節症」の症状の特徴です。

 

私自身今のお仕事に就いてから幾度となく診させて頂いた症例です。

 

 

変形性膝関節症は「病理学的に関節軟骨の変性、摩耗(摩擦)による

荒廃(荒れ果てること)などの混在(変形性変化)によって

特徴づけられる慢性・進行性の変形性関節疾患」と定義され、

膝関節はもっとも変形性関節症が発症しやすい関節となっています。

関節内の軟骨がすり減ることで、膝の痛みや関節の変形が生じる病気で

初期、中期、末期へと進行していきます。

 

原因として関節軟骨の老化や加齢に伴うことが多く

肥満や遺伝も関与しています。

また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの

感染の後遺症として発症することもあります。

 

50歳前後から多くは発症され

初期では歩く時に違和感・痛み、こわばり、正座がしにくい

中期では階段の上り降りが困難、膝に水が溜まる

末期では膝の曲げ伸ばしが困難、安静時痛、歩くのが困難になります。

末期まで進行が及ぶと手術適応となり人工関節も視野に

経過を見ることとなります。

 

ここまで変形性膝関節症のことを述べさせて頂きましたが、

ではどうすれが進行を抑えられるでしょうか。

 

それは日ごろから定期的な運動、特に下半身の筋力を

低下させないことが大切です。

膝が痛いからといってあまり動かさないでいると膝周りの筋力が低下してしまい

より膝に負担がかかりやすくなるので注意が必要です。
膝の負担を減らす為に鍛える必要がある筋肉には

太ももの前・内・外・後側の筋肉

お尻の筋肉

ふくらはぎの筋肉

脛(すね)の内側・外側の筋肉などがあります。

 

その他、元々ある筋力を維持するという項目で普段から「歩く」ことも大切です。

有酸素運動という意味では「歩く」ことによって下半身の筋力が

向上するということではありませんが、日常生活の中で

最低限の動作として「歩く」ということを確保しなければ

日常生活に多大な支障をきたしかねないので多少の痛みがあっても

様子を見ながら続けて頂くことも進行を抑えるという意味では

大事になってきます。

 

それぞれ筋肉を鍛える、下半身の筋力を維持するということは

患者様自身のセルフトレーニングも必要になってきますが、

当院ではマンツーマン指導で筋力強化トレーニング、

その他バランストレーニングやストレッチも重ねて痛みを抑え

予防に努めさせて頂いておりますので、

気になる方は一度お気軽にご相談下さい!

----------------------------------------------------------------------

とある木津の整骨院

住所:京都府木津川市州見台5-1-7

電話番号:0774-66-7744

----------------------------------------------------------------------